筐体加工

「本体」

筐体の加工が最も面倒かつ大変です。ただ、100均のタッパーに入れるのは性分に合わないのです。馬子にも衣装。外見に手間をかけると丁寧に扱ってくれる、そういうものです。

筐体は専ら「タカチ電機工業」製品を使います。

種類が豊富で、マルツパーツから購入でき、マルツ経由で加工依頼も可能です。タカチのケースの良い点として、加工がしやすい(材質、分解方法)ということがあります。ゆえに武骨な筐体が多いのです。

今回は SYH-190G を購入しました。

筐体選びは、なるべく大きくを基本とします。小さくしてしまうと、中身の配置を厳密に決めてないので、意外と部品が干渉します。また。手配線なので作業効率が悪くなります。

この筐体は、天板(プラ)正面(アルミ板)奥側(アルミ板)底面(プラ)と分解できます。手前と奥のアルミ板は「平面板」なので加工が容易です。

20個の丸穴(φ8.5)は端子用、角穴はLCDディスプレイです。厚みが2.0ミリなので角穴加工が意外と大変でした。

天板面には押しボタンを配置予定なので、ホルソーにてφ16穴をあけます。

中仕切りは付属していませんので、アルミ板の四隅に穴をあけて作りました。

「端子」

ユーザーでの制作を念頭に、少し丁寧に書きます。

筐体はタカチ SW-75 を使います。マルツで購入して200円しなかったです。

フタはツメ止め(ネジではありません)ので、パカっと開きます。

穴の位置を書きます。作業効率優先で鉛筆(シャープペンシルではない)で書きました。本来ならマスキングテープや裏から書くなどして、キズを付けない様にしますが・・・。
位置は全長75mmに対し、先端より25mm(穴芯 φ16ランプ用) 60mm(穴芯 φ10ボタン用) です。

個人的には、お客様(ギャラリー)側にコードが垂れ下がるのは見苦しいと思うのですが、ステレオジャックを使うと思いのほか手首の邪魔になることが分かりましたので、泣く泣く先端側(ランプ側)にジャックの口を取り付ける予定です。高さ30mmに対して15mmの位置を書きます。ここにはφ8の穴を開けます。
先ず「下穴」を開けます。φ3.2のドリルを使います。「六角軸」の製品を使うと、写真の様な電動工具も使えますし、「六角軸用のハンドル」を使って手回し(根性!)することも可能です。プラですので、手回しも苦しくないです。
ボタン側の穴(φ10)をあけます。六角軸のドリルを使いますが「木工用」のドリルを選択しました。先端の形が平たくなっていて、薄い板や柔らかい物に適した刃形になっているためです。鉄鋼用を使うと、品物が浮き上がったり穴が大きくなることがあります。ドリルにも色々種類があります。
ランプ用の穴(φ16)はホルソーを使います。薄い板に大きな穴をあける道具です。値段は張りますが、大きめのボタンやランプはφ15の製品が多いので、φ16を買いましたが、作業効率が断然違います。便利です。
先端の穴(φ8)は、写真の様なタケノコ型のドリルを使います。段々になっているので、φ4から徐々にφ12まで穴をあけられますので、1本あると便利です。ただ、プラに対しては大変良く切れ、任意の箇所で止めにくいので、電動工具より手回しで開けることをお勧めします。
開けたら、バリ取り工具でバリを取ります。カッターナイフですと曲面が取りにくいですが、これなら一発です。
こんな感じで筐体が仕上がりました。左のもの(ランプ、ボタン付き)はバカ通機材です。先端にステレオジャックを取り付けるために、かなり手前にボタンを配置していることがわかります。さて、部品待ちすることにしましょう。

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