SPALLOW 6 リリース

6人押し小型機が、QUIZ JAPAN 様のご協力により、効果音BOXと共に「SPALLOW 6」として販売されることになりました。有難い限りであります。
https://quizjapan.com/2019/08/15/post-7984/

小型機の開発を始めたきっかけとしては、高校生からの押しボタンだけの購入ニーズの高さや、某テレビ番組での早押し機が欲しいという小学生の言葉など、「一着がわかる&特定形式の押しボタンがついた安価な機材」が世の中に無いということに、制作者側から不条理を感じざるを得なかったからです。押して光って一着判定、それだけでいいじゃん!って思っちゃったのです

また、従来より細々とは作っておりましたが、諸事情によりすこし自由な時間ができたので、自らに負荷をかけて生産台数を増やしてもよいかと思ったこともあり、さらにたまたまQUIZ JAPAN 様との協力のタイミングもあり、今回のリリースに至りました。ユーザー様側の視点を持ったQUIZ JAPAN スタッフ様のご助言もあり、効果音BOXは新たに開発(ちょっと苦労しました)して接続できるという分散形式にしました。

今回からは、ちゃんと作ることを念頭に置いておりますので、「一気に売り切る」のではなく「細々と長く作り、長く売る」ことを理想としています。そのため、販売数や生産体制なども今までとはずいぶんと変えました。もちろん破綻しない様に、部品調達や製作場所、お金の流れも含め、体制を一新して今回のリリースに臨んでおります。

私はクイズをやらないので、今まであくまで想像でユーザーの方々の便利さを追求していたのですが、逆に独善的になっていた部分も多かったことに、色々と気づかされました。良い所もあり、もちろん悪い所もありで。詳しい方々からの機能面、技術面でのアドバイス、叱咤を頂けるのは大変有意義で、今後の機材開発の勉強になることばかりです。

思うに、機能面でのスタンダード、オーソドックスが何か、異端が何かをわからぬまま、特定機能にこだわっていたりという事も多かったわけです。SPALLOW の開発で、ある道筋が少し見えた気がしました。

考えても見れば、私は「普通」の機材を作ってなかったなと(笑)

というわけで、ちょっと「普通」の研究をしてみようかと思います。機能を盛りすぎず、でも必要な機能は搭載。部品も安価で調達しやすく、ユーザー様は必要な分量だけが手に入り、制作側も突飛なことをせず製作できる(ある意味、他社が簡単にコピーが作れる)という「普通」の機材ありき・・・からの、今までの多機能の追加搭載や互換やコラボ。そんな風にやり方を少し変えようと思います。

付加価値が付けられない分、値段を高くできない(儲けが少ない)のは承知です。その代わり、簡単に作れるという所で、短納期で相殺を目指してみようと思います。そういうやりかたも、あるんじゃないかなと。

実はSPALLOW 6 の内部ロジックは、従来の20人押しとはかなり異なって、よりシンプルな形になっています。これをベースに発展させた、多人数の第二進化系を作ってみようかと。QUIZ JAPAN さん、これも協力してくれないかなぁ・・・どだろ。

・・・・実はある形になっているのですが・・・・しばらくお待ちくださいね。

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