早押し問題
「マスクオブゾロ」に似たキャラクター、子供に人気の「かいけつゾロリ」シリーズ。では、「ゾロ」とはスペイン語でどんな動物の意味ですか?
この問題は、小学生の友人の娘さんに出した問題です。
学生時代の友人たち(クイズ未経験者)の家族を集めて、「ウルトラクイズ」という名の屋外飲み会を5,6年前に続けていたことがありまして。そこで3台のクイズセットを屋外に持ち出して、私がクイズを出しながらみんなで笑って飲む・・・そんな企画をやってました。
内向的な彼女は、本を読むのが好きというリサーチをしておりまして。狙って出した問題なのです。
他の子どもたちが大人に混じってワイワイとクイズに興じる中、彼女は遠巻きにそれをみていたのです。
参加してごらん、と声をかけて。他のテーブルには大人を座らせて。この問題を出しました。
彼女以外の大人も子供も、この問題の答えがわからないわけです。もちろん、彼女自身も正確に答えがわかるわけではない・・・・でも、「勧」でこたえられるんです。そう!「かいけつゾロリ」の表紙を見ていれば、イラストから「キツネだ!!」と。
他の人が「難しい!」「わかるわけない!」と叫ぶ中・・・彼女はボタンをちゃんと押して、「キツネ」と答えてくれました。参加者は軽いどよめきと共に、拍手・・・はにかんだ笑顔を見せてくれました。
私にとっての早押しクイズの原風景なんですよね。これが。
私は答えを知っている、他の人は知らない(か、まだわかっていない)、答えるためにはボタンを押さなきゃいけない、押したからには発言をしなきゃいけない。
クイズに明るくない一般の人(で言葉的にいいのかな?)にとっては、押す、答える、合っている。まずはここからなのです。どこで押したか・・・そこまでハードルを上げなくてよいのです。
一般の人たち対象のクイズのものさしは一つだけ。場が盛り上がるかどうか。なのです。押してくれないと意味がなくなっちゃうんです。
愛するの反対語は憎む、ではアイスの反対語は?
:ホット
あべのハルカスとアベノミクス、日本一はどちら?
:あべのハルカス
実はこんな問題が、けっこう盛り上がるんですよね。
はやくコロナが収まらないかな。