LCDモニターを復活させる
SSJ-002号機(20人押し 4ケタLCD付き)をPR停止していたのには理由がありまして。
1つめの大きな理由は、需要がなくなった事。有名機材が広まったため、需要が見込めず手数の多い20人押しにパワーを割くのは適切でないと思ったためです。
2つめの理由は、機材にもともと納得いかなかったのもありまして(笑)
このブログの古い記事にもありますが、私の場合、音を発生させる装置をあくまで民生用の再生装置を使っています。アナログな生音(あるいはテレビでおなじみな音)への変更やカスタムが容易で、純粋に楽しいからという理由です。そのかわり、価格とコントロール(長押しすると長く音が出るなど)を犠牲にしておりました。正解、不正解とリセットが連動していないというのも、その理由でもありまして。
で、その後、かなり便利なモジュールが入手可能になったり、クイズジャパン様などと色々とプロジェクトを進めていったり、自分のスキルも上がったということもあり、根本的に設計をやりなおして、作りやすく、かつ安価な、安定機材を設計し直そうと時間をかけておりました。
で、かなり根本に立ち返ってプログラムを変更し、小型機のリリース、5V駆動の20人押しがリリースと順を追って製作をしているという現状になります。以前の機材は20人押しボタン付属で12万(本体8万)だったので、かなり安く作れるようになりました。以前との大きな違いとしては
1:圧倒的に価格を下げられた(音モジュール:機能の変更による)
2:リセットと正誤判定を連動させた
3:長押しの正誤に対応
もちろん、ここからオプションを追加してゆくという作業を考えておりまして。
まずは、「4ケタLCDの復活」をしようというわけです。
ちなみに、以前のSSJ-002号機はこちら
受け付けてないわけじゃないんですよ。売れないからPRを下げただけです(笑)
さて、LCD(キャラクタディスプレイモジュール)は、I2Cを使って、ピン数を節約しようと思います。正誤判定を連動した関係で、ピン数が不足してしまったのです。電源、GND、2本(計4本)で済むので、こちらの方が便利です。
背面にI2Cモジュールが乗っている・・・そんなイメージですね。
Arduinoの対応ピンに刺して、ゴチャゴチャと・・・。左側LCD端子を短絡させるとバックライトが点灯いたしますが、プログラムにも記載しないと光らないという。
それほど苦労なく、チェック表示ができました。
シリアル(USBポート)経由で、カンマ区切りの1/1000着差データを吐き出すロジックも再登載させました。今回は「正解」「不正解」 「単純リセット」でそれぞれ異なる値を出せる様にしていますが・・・・データを保存させるのか、大型モニターで結果を表示させるのか、いずれかによってデータを吐き出す形式が変わるので、これはオプションかな?
そんなんで、ご要望いただければ色々と搭載することができるようになりました。
ハイスペックを目指して色々と搭載させるべきか、値段を下げてシンプルなものをPRするべきか、かなり迷う所でしたが、まずはシンプルなものを表立ってPRさせてもらいます。
LCDをつける場合は、筐体が大きくなってしまうので、お値段なども相談の上でということになりますか。いずれにせよ、前の機材よりは安価にできるので、ご一報お待ちしてます。