リモコン実装

オプションに、出来心で書いてしまった「リセットと、正誤判定のリンク」と「リモコン」ですが、両方を満たす機材の想定がありませんでした・・・・不覚。

でも、出来ないとは言えないのでチャレンジいたしました。勝算はあったのですが面倒なだけです。

「リセットと正誤判定のリンク」

本来であれば、正誤判定を一旦マイコンに入力し、正誤の音制御もマイコンから吐き出すことで解決するのですが、すでにシステムがリセットボタン単独装置なので、これをいじることは避けたく・・・というわけで、押しボタンスイッチ側で解決をします。
つまり、2極の押しボタンスイッチを利用して音出しとリセットリンクをするわけです。とはいえ、16φの2極押しボタンスイッチは極端に品数が少ないのです。採用したのは、NKKスイッチズのLP01シリーズです。リセットボタンの赤点灯に使っているものです。


軽いクリック感があり押し心地は快感の一言です。クリックは押した認知がしやすいのでバカ通機材に採用したのですが、難点は価格が高いこと。しかし背に腹は代えられません。まずは、本体側を差し替えて、ハンダ付けです。
「正解」「不正解」「リセット」いずれを押してもリセットがかかり、リセットボタンの赤点灯が消える仕組みになっています。もちろん「リセット」の際には音は鳴りません。

さて、大問題はこれとリモコンの実装です。リモコン側は「正解」「不正解」の2ボタン(リセットボタンは無し)として、赤点灯はやめました。それでも配線が、「音COM」「正解」「不正解」「リセットCOM」「リセット」と5芯になるという・・・・。音ボードとArduinoのCOM側の極性が違うことが、今になって効いてきました。残念。
勘違いして、秋月電子で4芯ステレオジャック一式揃えてしまったという失態。

5芯となると、USBを思いつきましたが、抜けやすい事などを鑑みて、経験のあるLANケーブルを採用しました。バカ通用の部品も沢山余っているし、なにより購入経路と使用方法のノウハウがあるのは強いですね。

筐体への角穴加工、リモコン側の角穴、取付加工、ハンダ付けは梃子摺りましたが、まあ想定の範囲内。

一番の苦労点は筐体側の押しボタンとのリモコンリンクです。これもマイコンを変えたくないので、あくまで押しボタン側の配線で解決しましたが・・・配線量が膨大になり冗長になったのは改善の余地があります。

押しボタンの色分けとかに違和感を持つ方もいらっしゃるようです。テプラを付けたり色分けしたりしないのは、90%は私の好み・・・その方が「早押し機らしくなくって、恰好いい」と勝手におもってます。

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